- 2007-08-03 16:38:45
- ハスクバーナとゼノア
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カテゴリタグ: ハスクバーナ
Q113
先日、日頃からお世話になっている農機具屋で買い物をし、いつもながら雑談で盛り上がりました。
そこは、ゼノアとハスクの正規取扱店なので、最近こちらのサイトやBBSでもよく話題になっている、ハスク339XPについて尋ねてみました。
すると「あまり勧められる機種ではないような気がしている」とのことで、「現時点で同じ程度の排気量、粘りを求めるなら、あなたが今持っている、ゼノアG4200の方が総合的に見て安心して使えると思う」とのことでした。
その店では、まだ販売台数が少ないようですが、339XPの修理の大変さを一番気にしていました。
幸いまだ一度も修理に入ってきていないそうですが、同じタイプの336が何度か修理に入ってきていて、その際に相当手こずったそうで、そのことが「機会屋泣かせだ」と印象を悪くしているみたいです。
339XPと336は、排気量は違いますが、基本的に同じ構造のものなのでしょうか?
また、その人は、長らく242や254を販売してきた人なので、最近の3シリーズに対して「吹き上がりも、造りも悪くなった」と不満を言っていました。(スチールの最近のチェンソーに対してもですが。)
そのことも、勧めたがらない一因になっていそうな気がしました。
339XPの話題の最後で、「私が『次の一台に買いたい』と言ったらどうします?」と尋ねましたら、「『買いたい』というなら止めはしないけど、修理には持って来ないで!」と笑いながら言ってました。
まあ冗談でしょうけど、少しは本音も入っているかもしれませんね。
その後、3シリーズの話から357XPの話になったのですが、次のような話をされました。
その店が出入りしている中に、大きな製材所がありまして、そこでは、玉切り等に357XPを使っているそうですが、新品で購入してから、1年くらいで様々な不具合が出てきており、その修理をしばしば依頼されるとのことでした。
ちなみに、その357XPはネットの格安店でまとめ買いをしたものだそうで、店の人は「うちで買ったものじゃないから乗り気じゃないけど、昔からの付き合いなので仕方がないねえ。」と言っていました。
357XPは、そんなに様々な不具合が出やすいのでしょうか?
その製材所の使用状況がどうなのかは不明ですが、個人ではなく会社所有のものでしょうから、1台のチェンソーを複数の人が使うため、メンテナンス等が疎かになっている可能性もあるのではないかと思いました。
以上、最近耳にした話でした。
BBSとかブログのコメントには書かない方が良い内容ですので、メールにさせて頂きました。
では、失礼します。
A113
いつも貴重なご意見ありがとうございます。
当店はゼノアのチェンソー取扱が無く詳しくないので、どれくらいいいチェンソーなのか分かりませんが、国産機では一番いいチェンソーなのではないかと思っています。
ゼノアのチェンソー、3500、3700、4200、4500といい機械だと聞きます。特に3700は結構いいチェンソーだということも聞いています。
代理店会議等で他の販売店の方にゼノアのことを聞くのですが、私がハスクよりいいのですかと聞くとかなりいい機械だけれど完全に追い抜いたわけではないといいます。
一番多い意見が同じくらい良くなっている、40cc以下ならゼノアの3700を出しているという意見です。
ただ、チェンソープロショップみたいなところはユーザーがハスクファンが多く、ハスクのチェンソーが良く出ているようです。
私も常々思っているのですが、ゼノアのチェンソー取り扱ってみたいと思っています。
ハスクの339XPですが、確かに修理はかなり手こずります。
私は335XPTというチェンソーでずいぶん泣かされました。これはブログか何かでも書きましたのでここでは省きます。
トップハンドルのチェンソーでしたが、エンジン部の作りなどは同じ物でした。
それ以降333、336というチェンソーに変わってきましたが、見向きもしませんでした。
ハスクバーナの営業の方にも40cc以上のチェンソーは売りますが、それ以下は販売しませんと公言していました。
336は1台ハスクバーナファンの人がどうしてもほしいといって1台販売しました。
実際のところ339XPも発売されてからすぐに販売したわけではないのです。
去年ぐらいから販売し始めたのです。かなり良くはなってきています。
しかし、まだ完全に安心だとは言い切れないと思います。
でもそれをいうとすべてのチェンソーも完璧なのは1台もないですから、一緒ですが・・・
私は335XPTの時にかなりの数修理をしましたので、注意点など少しは分かっているつもりです。
そこを注意すれば大丈夫かなとも思っています。
ゼノアの3500、3700、4200、4500も改良されてきているといってもまだオイルポンプ部ワームギアあたりが弱いようです。
このように良い点悪い点がそれぞれの機械にあり、それを理解して使用すると故障が少なくなると思います。
ですからこのようにチェンソーの欠点を良く知っている販売店から購入することをお勧めします。
注意点などを色々と教えてくれると思います。
本来はお近くの販売店でとても詳しいところがあれば一番ベストでしょう。
ネットショップの中には修理もしないようなところが、かなり安い値段でアフターサービスなしで販売しているところもあります。
○○さんのお近くの農機具やさんはかわいそうだと思います。
ネットでかったチェンソーのアフターサービスだけをやらされているのですから。
修理専門に仕事をするとなると、自動車修理並みに工賃を取らないとやっていけなくなると思います。
私のところにも他店で購入したチェンソーの修理が入ってきますが、修理工賃高めにいただいてはいます。(微々たる物ですが)
話がだいぶそれていまいました。
ブログの方で私が使うならば339XPにしますと書きましたが、持った感じがすごくいいのです。
しっくりするというのか、取り回しがしやすいように感じるのです。
重量も軽いですし。
パワー以外のところで選ぶという事になってしまいます。
ハスクバーナ2シリーズから3シリーズに変わったときも確かに私も少しがっかりしました。このあたりの経緯もブログのコメント覧にかきましたので省略します。
242XPなどすごくいいチェンソーだったので、それを基に開発すればいいし、それが出来ないなら242XPも販売し続ければいいのにとメーカーさんにいったことがあります。
すると、日本国内だと販売し続けることは出来るが、欧米諸国は排気ガス規制などの環境問題で販売できなくなるとのことでした。
また人体に対する振動などの影響も考慮しなければならないといっていました。
確かに242から346に変更したお客さんは振動が少なくなったといっていました。(スプリングの防振システム)
パワーアップだけを考えて開発しているわけではなかったのです。
スチールなどはチェンオイルの吐出量も少なくできるようソーチェンガイドバーなども開発されてきていますし、触媒マフラー等も欧米では装着されています。
ハスクバーナ2シリーズから3シリーズに変わるときに環境問題にかなり対応しましたが、これから5シリーズが出てくると思いますがこれはさらに厳しい環境規制に対応してくるはずです。
重量が大きくなったり、するかもしれません。
最後に357XPですが当店ではあまり修理に入ってきません、確かに使用頻度が少ないので故障がないのかもしれません。
また、製材所で玉切りに使用するには、357XPでは力不足ではないかと思います。
当店でも製材所のお客さんがいますが、90cc以上のチェンソーをおすすめしています。
修理頻度も少ないです。
ながながと支離滅裂になりましたが、おつきあいくださりありがとうございます。
先日、日頃からお世話になっている農機具屋で買い物をし、いつもながら雑談で盛り上がりました。
そこは、ゼノアとハスクの正規取扱店なので、最近こちらのサイトやBBSでもよく話題になっている、ハスク339XPについて尋ねてみました。
すると「あまり勧められる機種ではないような気がしている」とのことで、「現時点で同じ程度の排気量、粘りを求めるなら、あなたが今持っている、ゼノアG4200の方が総合的に見て安心して使えると思う」とのことでした。
その店では、まだ販売台数が少ないようですが、339XPの修理の大変さを一番気にしていました。
幸いまだ一度も修理に入ってきていないそうですが、同じタイプの336が何度か修理に入ってきていて、その際に相当手こずったそうで、そのことが「機会屋泣かせだ」と印象を悪くしているみたいです。
339XPと336は、排気量は違いますが、基本的に同じ構造のものなのでしょうか?
また、その人は、長らく242や254を販売してきた人なので、最近の3シリーズに対して「吹き上がりも、造りも悪くなった」と不満を言っていました。(スチールの最近のチェンソーに対してもですが。)
そのことも、勧めたがらない一因になっていそうな気がしました。
339XPの話題の最後で、「私が『次の一台に買いたい』と言ったらどうします?」と尋ねましたら、「『買いたい』というなら止めはしないけど、修理には持って来ないで!」と笑いながら言ってました。
まあ冗談でしょうけど、少しは本音も入っているかもしれませんね。
その後、3シリーズの話から357XPの話になったのですが、次のような話をされました。
その店が出入りしている中に、大きな製材所がありまして、そこでは、玉切り等に357XPを使っているそうですが、新品で購入してから、1年くらいで様々な不具合が出てきており、その修理をしばしば依頼されるとのことでした。
ちなみに、その357XPはネットの格安店でまとめ買いをしたものだそうで、店の人は「うちで買ったものじゃないから乗り気じゃないけど、昔からの付き合いなので仕方がないねえ。」と言っていました。
357XPは、そんなに様々な不具合が出やすいのでしょうか?
その製材所の使用状況がどうなのかは不明ですが、個人ではなく会社所有のものでしょうから、1台のチェンソーを複数の人が使うため、メンテナンス等が疎かになっている可能性もあるのではないかと思いました。
以上、最近耳にした話でした。
BBSとかブログのコメントには書かない方が良い内容ですので、メールにさせて頂きました。
では、失礼します。
A113
いつも貴重なご意見ありがとうございます。
当店はゼノアのチェンソー取扱が無く詳しくないので、どれくらいいいチェンソーなのか分かりませんが、国産機では一番いいチェンソーなのではないかと思っています。
ゼノアのチェンソー、3500、3700、4200、4500といい機械だと聞きます。特に3700は結構いいチェンソーだということも聞いています。
代理店会議等で他の販売店の方にゼノアのことを聞くのですが、私がハスクよりいいのですかと聞くとかなりいい機械だけれど完全に追い抜いたわけではないといいます。
一番多い意見が同じくらい良くなっている、40cc以下ならゼノアの3700を出しているという意見です。
ただ、チェンソープロショップみたいなところはユーザーがハスクファンが多く、ハスクのチェンソーが良く出ているようです。
私も常々思っているのですが、ゼノアのチェンソー取り扱ってみたいと思っています。
ハスクの339XPですが、確かに修理はかなり手こずります。
私は335XPTというチェンソーでずいぶん泣かされました。これはブログか何かでも書きましたのでここでは省きます。
トップハンドルのチェンソーでしたが、エンジン部の作りなどは同じ物でした。
それ以降333、336というチェンソーに変わってきましたが、見向きもしませんでした。
ハスクバーナの営業の方にも40cc以上のチェンソーは売りますが、それ以下は販売しませんと公言していました。
336は1台ハスクバーナファンの人がどうしてもほしいといって1台販売しました。
実際のところ339XPも発売されてからすぐに販売したわけではないのです。
去年ぐらいから販売し始めたのです。かなり良くはなってきています。
しかし、まだ完全に安心だとは言い切れないと思います。
でもそれをいうとすべてのチェンソーも完璧なのは1台もないですから、一緒ですが・・・
私は335XPTの時にかなりの数修理をしましたので、注意点など少しは分かっているつもりです。
そこを注意すれば大丈夫かなとも思っています。
ゼノアの3500、3700、4200、4500も改良されてきているといってもまだオイルポンプ部ワームギアあたりが弱いようです。
このように良い点悪い点がそれぞれの機械にあり、それを理解して使用すると故障が少なくなると思います。
ですからこのようにチェンソーの欠点を良く知っている販売店から購入することをお勧めします。
注意点などを色々と教えてくれると思います。
本来はお近くの販売店でとても詳しいところがあれば一番ベストでしょう。
ネットショップの中には修理もしないようなところが、かなり安い値段でアフターサービスなしで販売しているところもあります。
○○さんのお近くの農機具やさんはかわいそうだと思います。
ネットでかったチェンソーのアフターサービスだけをやらされているのですから。
修理専門に仕事をするとなると、自動車修理並みに工賃を取らないとやっていけなくなると思います。
私のところにも他店で購入したチェンソーの修理が入ってきますが、修理工賃高めにいただいてはいます。(微々たる物ですが)
話がだいぶそれていまいました。
ブログの方で私が使うならば339XPにしますと書きましたが、持った感じがすごくいいのです。
しっくりするというのか、取り回しがしやすいように感じるのです。
重量も軽いですし。
パワー以外のところで選ぶという事になってしまいます。
ハスクバーナ2シリーズから3シリーズに変わったときも確かに私も少しがっかりしました。このあたりの経緯もブログのコメント覧にかきましたので省略します。
242XPなどすごくいいチェンソーだったので、それを基に開発すればいいし、それが出来ないなら242XPも販売し続ければいいのにとメーカーさんにいったことがあります。
すると、日本国内だと販売し続けることは出来るが、欧米諸国は排気ガス規制などの環境問題で販売できなくなるとのことでした。
また人体に対する振動などの影響も考慮しなければならないといっていました。
確かに242から346に変更したお客さんは振動が少なくなったといっていました。(スプリングの防振システム)
パワーアップだけを考えて開発しているわけではなかったのです。
スチールなどはチェンオイルの吐出量も少なくできるようソーチェンガイドバーなども開発されてきていますし、触媒マフラー等も欧米では装着されています。
ハスクバーナ2シリーズから3シリーズに変わるときに環境問題にかなり対応しましたが、これから5シリーズが出てくると思いますがこれはさらに厳しい環境規制に対応してくるはずです。
重量が大きくなったり、するかもしれません。
最後に357XPですが当店ではあまり修理に入ってきません、確かに使用頻度が少ないので故障がないのかもしれません。
また、製材所で玉切りに使用するには、357XPでは力不足ではないかと思います。
当店でも製材所のお客さんがいますが、90cc以上のチェンソーをおすすめしています。
修理頻度も少ないです。
ながながと支離滅裂になりましたが、おつきあいくださりありがとうございます。
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