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チェーンソーFAQ | ::チェンオイルの環境に与える影響
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  • 2007-08-03 16:35:35
  • チェンオイルの環境に与える影響
Q112①
生分解性チェーンオイルに関する情報収集をしていたところ、そちらのHPの記載を見つけました。

拝読し、チェンソーの保管方法等についてなるほどど思いました。
そこで、参考までに、ご意見をお聞かせいただけないでしょうか。

県が実施する、もしくは市町村に対して補助金を出す森林整備事業においても生分解性(植物性)チェーンオイルを使用するよう本庁から指示が出ております。

鉱物性のチェーンオイルを使用することは環境破壊、といった思想が、植物性チェーンオイル使用の流れの根底にあると思います。
分解のされやすさについては、感覚的には分かる気もします。

しかし、オイルが植物(樹木)の成長や土壌にあたえる影響について、数値的な裏付けはあるのでしょうか?

物事はなんでも数値化できるわけではありません。
しかし、何も知らない人に説明するにはやはり感覚よりも数値が重要になってしまいます。

また、これまで「緑のダム」を守るために、山に鉱物系のオイルをまいてきました。
それは環境破壊だったのか、と言われたときどのように答えればいいのでしょう?

森林組合も自治体も財政が厳しく、これまでより高くつく方法には敏感です。
上記のような問い合わせが仮にあったなら、どのような回答が考えられますでしょうか。

チェンソー本体の話でなくて恐縮ですが、よろしくお願いいたします。



A112
私は、環境問題について専門家ではないので詳しいことはよくわかりません。
ただ、感覚的には汚染しているのではないかと常々思っていました。

当店だけでも、鉱物性チェンオイルを年間100~200缶ほど販売しています。
これが森林にまかれているのかと思うとやはりすごいなと思ってしまいます。
チェンオイルメーカーから年間どれくらいの量が出荷されているのか、それを考えると少なからず汚染はされていると思います。

自然の自浄能力がどれくらいあり、鉱物性チェンオイルに対してどれくらいの耐性があるのか、専門家ではないので分かりませんが、鉱物性のものは分解されにくいとは思います。
それに比べると植物系の物ははるかに分解すると思います。

欧米諸国は鉱物系チェンオイルが禁止されているところが多く、植物系チェンオイルが当たり前となっているようです。

また、チェンオイルが植物、土壌に与える影響についても数値的な裏付けは日本ではないと思います。
しかし、当店では林業だけではなく、造園業のユーザーもおりその方たちがいうところでは、街路樹等の強い木などは鉱物系のチェンオイルで枝等伐採してもあまり枯れることはないそうですが、弱い木や庭木のいい物を剪定する際は、植物系の物を使用するのがいいといいます。
特に根切りなどをする場合、鉱物系のチェンオイルを使用すると木が枯れることがあるといいます。

私どもも修理の際、芝生などにチェンオイル等こぼすとそのあたりの芝生は枯れてしまいます。
(芝は強いのでしばらくするとまた青くなりますが)

ですから、現場で使用している方たちは植物に対して影響があるということは、解っていると思います。(造園業者)

★「また、これまで「緑のダム」を守るために、山に鉱物系のオイルをまいてきました。
それは環境破壊だったのか、と言われたときどのように答えればいいのでしょう?」

チェンオイルのことだけを考えれば、それは環境破壊だったかもしれません。
しかし、杉檜の山は手入れをしなければ荒れていく物です。
手入れをしなければ、もっとひどいことになっていた可能性が高いと思います。
総合的に考えれば、決して環境破壊をしただけとはいえないと思います。

しかしこれからは、少しでも環境破壊を少なくしなければいけないと思います。
植物系のチェンオイルにしなければ将来的に自分の首を絞めることになりかねません。

しかし植物系チェンオイルはコストが高く、まだまだ普及しているとはいえません。

ヨーロッパのチェンソーメーカーはチェンオイルの吐出量を少なくしても大丈夫なようにソーチェンやガイドバー等を開発しています。
新しい機械などはかなりチェンオイルの消費量が少なくなってきています。
このような環境に対する姿勢は、ヨーロッパのメーカーには勝てません。

国産メーカーですと、パワーアップしました、軽量化しました、コストダウンしました、良くて人体に与える悪影響を少なくしました、ということだけが取りざたされているようです。

チェンソーはどの機械も同じようにチェンオイルを消費しているわけではありません。
環境破壊につながる鉱物系のチェンオイルを使用するにしても、高価な植物系チェンオイルを使用するにしてもできるだけ吐出量の少ないチェンソーを使用する方がいいと思います。

ハスクバーナとスチール、チェンソーの2大メーカーですがこちらの環境に対する姿勢等一度ご覧になってみてください。
http://www.jp.husqvarna.com/
http://www.stihl.co.jp/default.htm

長々と偉そうなことを書いてきましたが、当店自身も植物系チェンオイルの販売は微々たる物です。
また、植物系チェンオイルを使用するような啓蒙活動もやっていません。

ただ、環境に対する考え方がいい、この2大メーカーのチェンソーを勧めるのが少しはいいのかなと思っている次第です。

長々とおつきあいくださり、ありがとうございます。




チェンソー本体の改良の話は初めて知りました。
今まで考えもしなかった内容でしたが、考えてみれば確かに構造からも環境保護を進められるんですね。
ご紹介いただいたHPも見てみます。




オオマチキハンです。
誠に勝手とは思いましたが、メーカーの方へも問い合わせをしてみました。
当店へメーカーより返信されたメールを下記へ貼り付けますのでご覧ください。

オオマチキハン様
いつも大変お世話になっております。

社員用の弊社サポートサイトより、成分セーフティーデータシートPDFファイ(英
語版)をダウンロードしましたので、添付させて頂きます。

しかし、「オイルが植物(樹木)の成長や土壌にあたえる影響について、数値的な裏付けはあるのでしょうか?」というご質問の回答としては、満足して頂くことは出来ないと思われます。

お問い合せの方が書かれている文面の通り、生分解性チェンオイルの優位性が定量的に分かれば、予算的に厳しい状況でも購入しやすい環境になり得ることは重々理解できます。

弊社アクセサリー担当者が出張しているため、お役に立てる資料の確認が出来ましたら、再度ご連絡させて頂きます。

お役に立てず申し訳ございません。

以上、今後ともハスクバーナ商品を宜しくお願い申し上げます。

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ハスクバーナ・ジャパン株式会社
ハスクバーナ事業部
アフター セールス サービス
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